脇村高野連会長“心に残った裏金問題”

[ 2008年9月18日 06:00 ]

高野連・脇村春夫会長

高野連次期会長 早大元総長が就任へ

奥島氏 高野連次期会長として意欲的姿勢

 日本高校野球連盟の脇村春夫会長(76)は17日、大阪市内で会見し、来年5月の任期満了前に11月28日の評議員会で退任する意向を表明した。後任には早大前総長で全日本アマチュア野球連盟副会長の奥島孝康氏(69)が就任する。
 脇村会長は任期半ばの退任について「牧野前会長から“新会長はセンバツから見てもらうのがいい”と言われ、それを踏襲しました」と説明。在任中、特に印象に残ったことに昨年のプロ野球裏金問題に端を発した特待生問題を挙げた。「世間から批判を受け、皆さまからもご意見をいただきましたので」。11年に最終措置を決める特待生問題は後任に託される。また、現役プロ選手のシンポジウム「夢の向こうに」の開催、母校での練習参加解禁などプロ・アマ関係の健全化に努めたことも大きな功績となった。

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2008年9月18日のニュース