集団で後輩殴る…龍谷大平安2年生 書類送検へ

[ 2008年9月18日 11:35 ]

 龍谷大付属平安高校(京都市下京区)で今年春、野球部員の2年生が集団で1年生に暴行を加え、けがをさせた疑いが強まったとして、京都府警少年課と七条署は18日までに、傷害と暴行容疑で、2年生数人を書類送検する方針を固めた。

 府警などによると、2年生部員は今年4月中旬から6月下旬にかけて、数回にわたり、後輩部員数人の生活態度を注意した際、尻をバットでたたくなどし、このうち1人に軽傷を負わせた疑いが持たれている。3年生部員が暴行をそそのかした疑いもあるといい、府警は暴行教唆容疑の適用も視野に調べている。
 同校は6月、2年生部員5人が1年生を暴行していたとする内部調査の結果を日本高野連に報告。高野連は3年生の関与はなかったとして、3年生のみでの全国高校野球選手権京都大会出場を認めた。同校は「(3年生が)そそのかしたことはなかったと認識している」としている。
 同校は甲子園大会に春夏通算で65回出場の強豪。今年4月、平安高校から校名を変更した。

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2008年9月18日のニュース