石川サヨナラ3ラン!法大快勝スタート

[ 2008年9月14日 06:00 ]

<法大・慶大>9回、左越にサヨナラ本塁打をつ法大・石川

 【東京六大学 法大4-1慶大】法大が劇的なサヨナラ勝ちで、07年春以来の開幕白星スタートだ。同点の9回、7番の石川が真ん中チェンジアップを左中間へサヨナラ3ラン。練習試合も含めて大学初本塁打に「よく覚えてなくて…」と目を白黒させた。今春5位に低迷した悔しさをバネに連日1000球を打ち込んだ。チームも遠征せず、大学のグラウンドで基礎から鍛え上げた。金光監督は「春の悪い状態を初戦で断ち切れた」と勝ち点奪取に意欲を見せた。

 <慶大 中林力投も痛恨被弾>好投の中林が1―1の9回、痛恨のサヨナラ3ランを被弾。今夏は7月にハーレム国際大会(オランダ)、8月のブラジル遠征など長期海外滞在が続いて調整が万全でなかった左腕は「投げ込みが少ない部分もある。でもまだ勝ち点を落としたわけではない」。相場監督は「好機で1本出なかったのが敗因。何とか勝ち点は取りたい」と話した。

続きを表示

2008年9月14日のニュース