広兼 攻守に活躍!スリーボンド2回戦進出

[ 2008年9月14日 06:00 ]

 天皇賜杯第63回全日本軟式野球大会(全日本軟式野球連盟、スポーツニッポン新聞社主催)は13日、埼玉県営大宮公園野球場など8会場で1回戦24試合を行った。スリーボンド高分子(東京西)が広兼孝志三塁手(27)の攻守にわたる活躍などで北陸ガス(新潟)に1―0で競り勝った。昨年準優勝の静岡ガス(静岡)は佐川急便関西(大阪)に2―1で延長12回サヨナラ勝ちした。14日は同球場など8会場で2回戦16試合、3回戦8試合を行う。

【13日の結果


 【スリーボンド高分子1-0北陸ガス】スリーボンド高分子は、6回2死二塁から主砲・広兼が右翼線にしぶとく打球を運び、決勝点を挙げた。広兼は守備でも大活躍。8回無死一塁のピンチでは三塁線への送りバントを猛ダッシュで併殺に仕留めた。「いつもつなぐ意識を持って打席に入ってます。軟式と硬式では1点の重みが違いますから」。大学時代は東都2部の国学院大で主力として活躍し、卒業後、軟式に転向した社会人5年目。チーム初の8強へチームを引っ張っている。

 <静岡ガス 長谷川“結果オーライ”のサヨナラ打>昨年の準優勝チームが苦しみながらも初戦を突破した。強豪の佐川急便関西(大阪)を延長12回、代打・長谷川のサヨナラ中前打で振り切った。1死満塁からの初球、ベンチは「外されるから打つな!」と指示を出したが「全然聞こえなかったし、打っちゃったよ」と長谷川。結果オーライの劇勝発進に中田監督の目頭は熱くなっていた。

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2008年9月14日のニュース