レ軍首位奪取ならず 松坂6回途中3失点

[ 2008年9月10日 09:01 ]

レイズ戦に先発した松坂

 米大リーグ、レッドソックスの松坂大輔投手は9日、日本人シーズン最多勝(17勝)とチームの首位奪取をかけてボストンでのレイズ戦に登板したが、2-3と1点リードされている6回途中、8安打3失点の内容で降板。17勝目はならなかった。

 松坂は2回まで無失点に抑えたが、3回に2点、4回に1点を失った。5回も制球に苦しみ、無死一、二塁のピンチを招いたが、なんとか無失点で切り抜けた。そして6回、先頭打者の岩村に右前打されたところで交代を命じられた。また、岡島秀樹投手が8回2死無走者の場面で登板。打者1人に対し、見逃し三振を奪った。
 松坂と対したレイズ・岩村明憲内野手は「1番・二塁」で先発出場。1回の第1打席は左飛、3回の第2打席でバントで三塁内野安打を決め同点のホームを踏んだ。4回の第3打席は一ゴロ。6回の第4打席は右前打を放ち、マルチ安打を記録。デルカーメンと対した8回の第5打席はニゴロで5打数2安打だった。打率は2割8分。
 レッドソックスは1点を追う8回、ベイの2ランで4-3と逆転。しかし、9回に抑えのパペルボンが打たれ4-5と再逆転を許し、首位奪取はならなかった。
 レイズの連敗は4でストップ。2位レッドソックスとの差を再び1・5差とした。(共同)

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2008年9月10日のニュース