大乱戦11―10!ローズがサヨナラ打

[ 2008年9月10日 22:20 ]

 【オ11―10ロ】オリックスがサヨナラ勝ちで乱戦を制した。8―10の9回1死二、三塁から坂口の犠飛で1点。さらに連続四球で二死満塁とすると、ローズが右前に決勝の2点適時打を放った。ロッテは9回から登板した荻野が乱調だった。

 ≪「最高の戦い方ができたよ」≫序盤から激しく主導権が入れ替わった。今季チームを支えてきた中継ぎ陣が打ち込まれても、打線が必死に何度も食らい付いた。迎えた9回。8―10から1点を返し、さらに2死満塁。最後はローズが決めた。
 「とにかくストライクがきたら思い切りいこうと思った」。狙い通りにロッテ・荻野の直球を右前にはじき返した。サヨナラの2点適時打。喜びを爆発させるヒーローのもとに、ベンチから一斉にナインが駆け寄っていった。
 9回まで、先発では1人だけ無安打だった。それでも勝負どころできっちりと仕事をしてみせるのがローズのすごさ。「本当にチーム一丸。最高の戦い方ができたよ」。主砲の一振りが、プレーオフ進出へ向けて突っ走るオリックスに、また弾みをつけた。

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2008年9月10日のニュース