重圧…疲労…西武戦線異状あり?2位と4差

[ 2008年9月10日 23:33 ]

3回、西武2死、中村が左越えに38号ソロを放ったが…

 【西5―6日】西武は江藤、中村の2者連続本塁打などで懸命に追いすがった。継投で4回以降は無失点でバトンをつないだが、勝利の女神はほほ笑まない。序盤の6失点が重すぎた。

 今季4度目の3連敗で3カード連続の負け越しが決定。9回、一打同点の好機でも中村が捕飛に倒れた。「これがチーム状態。今、うちのチームに試練を与えてもらっている感じ」と渡辺監督は大きなため息をついた。
 9月に入り、2勝6敗と失速気味。「重圧や疲れもあって切れがない」と渡辺監督は選手の動きを評した。9日の練習前、グラウンドで投手陣に異例のミーティングをした。「自分の球に自信を持って、もう楽しんでいこう」と伝えた。
 だが、この日、3回途中に緊急登板した大沼は流れを断てず、失点を重ねた。「チームとして辛抱する時期。悲観することなく、上を見据えていかないと」と指揮官は語気を強めた。2位とは4ゲーム差になった。

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2008年9月10日のニュース