葛城ウォーッ!阪神連夜のサヨナラM18

[ 2008年9月10日 18:28 ]

1回、阪神1死一、二塁、金本が左中間に先制二塁打を放つ

 【神4―3ヤ】阪神が2試合連続のサヨナラ勝ちで、4年連続の年間勝ち越しを決めた。3―3の9回、赤星の安打を足掛かりに2死満塁とし、葛城が押し出し四球を選んだ。ヤクルトは15安打を放ちながら3点。4度の満塁機も生かせず15残塁。

 ≪岡田監督「胃が痛い」≫押されっ放しだった。最後も、押し出し四球。格好のつく勝ち方ではないが、岡田監督は「勝つのが一番」。阪神が運も味方に、2試合連続のサヨナラ勝ちを収めた。
 3―3の9回1死一、二塁。金本が三振に倒れ、好機はしぼみかけた。だが、鳥谷が右前打を放って満塁とし、葛城の四球で勝負が決まった。お立ち台で葛城は「ウォーッ」と絶叫で喜びを表現したが、そこまでの展開は苦しかった。
 幸先良く3点を先制したが、その後はゼロ行進。福原は1点に何とか抑えるものの、4回までに8安打を浴びた。たまらず、岡田監督は4回の攻撃で福原に代打を送った。そこからは総力戦で、どんどん投手をつぎ込んでいく。だが江草、久保田とつかまり同点にされた。結局、ヤクルト打線には15安打も浴びた。
 「(きょうは)胃が痛い。また、あした。重い感じがするんで、打ってすっきりいけば」と苦笑の指揮官。苦しい戦いは続くが、優勝マジックは18に減った。

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2008年9月10日のニュース