中日3年目・斉藤 天国の父に贈るプロ初勝利

[ 2008年9月10日 18:24 ]

3回、中日無死、ウッズが中越えに本塁打を放つ

 【中11―4巨】中日が5月7日以来の2けた得点で5連勝。4―4の6回1死二、三塁から谷繁の2点適時打で勝ち越し、7回にも5安打を集めて4点を加えた。2番手の斉藤がプロ初勝利。巨人は5回に一度は追いついたが、投手陣が乱調で3連敗。

 ≪ウイニングボールは父の仏前に…≫中日の3年目右腕、斉藤がプロ初勝利。「うれしいのひと言です」と素朴な言葉で喜びを表現した。
 同点とされた後の6回に2番手で登板した。鈴木尚から三振を奪いガッツポーズするなど、気迫満点の投球で3者凡退。「3人で帰ってきて流れが変わった」と落合監督が振り返ったように、その裏に味方が勝ち越して初勝利が転がり込んだ。
 チャンスをつかみかけた6月に左ひざを負傷したが、2カ月以上かけて再び1軍にはい上がってきた。「一番(感謝したいの)は、オヤジにっていう思いがある」。ウイニングボールは昨年他界した父の仏前にささげるという。

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2008年9月10日のニュース