喜田V打!大竹8勝!永川自己最多タイ31S

[ 2008年9月10日 21:52 ]

6回、広島1死一、二塁、赤ヘルの黒バット、喜田が右前に勝ち越しタイムリー

 【広4―3横】広島は1―3の4回、石原の二塁打と小窪の犠飛で追いつくと、6回には喜田の右前打で勝ち越した。大竹は打線の援護を受けて8勝目。永川は自己最多タイの31セーブ。横浜は中盤以降は攻めきれず、三浦の連勝は5で止まった。

 ≪踏みとどまった!CS争い≫佳境を迎えたクライマックスシリーズ(CS)進出争いで、広島が踏みとどまった。5連勝中と好調だった三浦を攻略し、逆転勝ち。ブラウン監督は「相手はすべての球種をきっちりと制球できる投手。各打者が無理をせず、ケース打撃を成功させた」と満足げに分析した。
 2点を先取された直後の1回1死二、三塁で「いい投手だし、取れる時に1点でも取っておかないと、後で苦しくなる」と栗原がきっちり左へ犠飛。1―3の4回は石原の適時二塁打で1点を返すと、8番・小窪の犠飛で同点に。小窪は「外の球を逆らわずに打ち返した」。各選手が状況を読み、手堅い打撃を確実に実行。6回の勝ち越しへと続く流れを生み出した。
 負けていれば、自力でのCS進出の可能性が消えていた試合。ことしは何度も苦しいところで踏ん張ってきた。昨年までなかったような底力が、今の広島にはある。

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2008年9月10日のニュース