虎サヨナラ勝ちで12日にも優勝マジック

[ 2008年7月12日 06:00 ]

<阪神・広島>延長11回裏(神)2死一、三塁、レフト前にサヨナラ打を放った関本はバンザイ

 【阪神2―1広島】阪神の関本が4時間14分の死闘に決着をつけた。延長11回2死一、三塁から左前打を放ち、今季6度目のサヨナラ勝ちだ。

 「長い試合でファンの方に申し訳なかった。でも勝てるところを見せられてよかった」。初対戦の前田健を打ちあぐねた。それでも8回に代打・高橋光が同点犠飛。9回には1死三塁のサヨナラ機を築いたが、関本は遊ゴロに倒れた。「外野フライも打てずに、しょぼいバッティングをしていたので何とか今回は決めたいと。必死で打ちました」。2度目のサヨナラ機で借りをきっちり返し、甲子園のお立ち台で会心の笑みを浮かべた。
 チームは9安打に終わり、連続試合2ケタ安打は10でストップ。しかし、勢いは止まらない。12日に広島に勝てば、早くも優勝マジック「52」か「53」が点灯する。

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2008年7月12日のニュース