石川大会で60―0…部員2人が熱中症に

[ 2008年7月12日 21:16 ]

 第90回全国高校野球選手権大会の地方大会は12日、52大会で試合が行われ、石川大会1回戦の金沢桜丘―宝達は5回コールドゲームで60―0の大差となった。

 1回19、2回は12と大量得点がスコアボードに並んだ。金沢桜丘は2時間42分の試合時間のほとんどが攻撃、守っても4投手が宝達を完ぺきに抑えた。山田監督は「大差がついても投手が気を抜かずにやってくれた」と話す一方「暑い中、守りが長くなり、相手に気の毒な状況になってしまった」と気遣った。

 思わぬ大敗を喫した宝達は高校入学まで野球経験のない選手も多かった。試合後に部員2人が熱中症で病院に運ばれる一幕もあったが大事には至らず、帰りには明るさを取り戻していたという。

続きを表示

2008年7月12日のニュース