城島に代打イチロー 結果は四球

[ 2008年7月12日 06:00 ]

アスレチックス戦の1回、先発を外れ試合を見るマリナーズのイチロー

 【マリナーズ2―3アスレチックス】城島の代打はイチローだ。1点を先制し、なお8回1死一、二塁で打席は城島。初球が暴投で一、三塁になったところでマリナーズ・リグルマン監督がベンチを出てきた。今季92試合目で初めてスタメンから外れていたイチローをコール。日本人同士による代打交代はメジャー史上初となった。「代打を出されてうれしい選手は1人もいない」とショックの城島と対照的に、イチローは「こういう状況なら行くと説明があったし、あの場面は何でもあると覚悟していた」と振り返った。

 そのイチローへのサインはいきなりスクイズ。「緊張はそんなにないから、結構楽しいと思った。ちょっと、その采配が面白いなと」。ただ、左腕ブリービンズのカーブに合わせられずファウル。日米通じて初のスクイズは成功せず、最後は四球。試合は延長の末に逆転負けを喫した。
 当初DHで先発予定だったが、練習中に疲労を感じたため監督と話し合いベンチスタート。昨季からの連続先発出場記録は126試合で止まったものの、今季全試合出場は継続した。このまま休むことなく、3000本安打まで突っ走る。

続きを表示

2008年7月12日のニュース