加藤新コミッショナーをオーナー会議で承認

[ 2008年6月18日 17:19 ]

 プロ野球の第12代コミッショナーに前駐米大使の加藤良三氏(66)の就任が18日、正式に決まった。この日、東京都港区のホテルで開かれた12球団のオーナー会議で承認された。根来泰周コミッショナー代行(75)は6月30日付で退任し、加藤氏は7月1日付で就任する。任期は3年。

 オーナー会議に先立って行われた臨時実行委員会でコミッショナーに選任された加藤氏は「野球に対する情熱は人一倍持っている。謙虚にいろいろな意見をお伺いして、日本の野球発展に微力を尽くしたい」と抱負を述べた。

 加藤氏は1965年に外務省に入省し、アジア局長、総合外交政策局長、外務審議官などを歴任。2001年10月から今年5月まで歴代戦後最長の6年半、駐米大使を務めた。在任中は米大リーグの始球式を何度も行うなど、野球通として知られていた。

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2008年6月18日のニュース