痛い序盤の3失点…ダル完投で2敗目

[ 2008年6月4日 22:16 ]

9回を投げ終え、ベンチ前で梨田監督(右)にねぎらわれる日本ハム・ダルビッシュ

 【日2-3広】ダルビッシュは序盤につかまった。2回2死二、三塁から、赤松に内角速球を左翼線に運ばれ、2点を先行された。3回は暴投でピンチを広げ、内野安打で3点目を失った。

 9回は腰に打球を受けながらも、1人で投げ切った。だが、立ち上がりの失点が響いて2敗目。防御率トップからも陥落した。

 「僕のスタートは広島。楽しみ」と、2005年6月に初登板初勝利を飾って以来の広島戦を待ち望んでいたダルビッシュ。敗戦後は「自分の球は投げられた。点を取られたのも悪い球ではなかった」と振り返った。

 相手先発は好調のルイスで、主力を欠く打線では得点が期待しにくい。梨田監督も「1点、0点に抑えていれば勝てていた。今は打線だけで勝つのは難しい」と話す。エースとして求められるものは高い。

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2008年6月4日のニュース