打撃優先オーダー裏目…阪神と6差に

[ 2008年6月4日 22:40 ]

 【中4-5ロ】交流戦に入って4勝7敗。中日が低迷している。2回2死からロッテ・竹原の左翼への飛球に、和田は捕球態勢に入っていた。だが、球はグラブを構えた和田の横に落ち、竹原は一気に生還。ランニングホームランとなった。

 暗くなり始めた空に打球が溶け込んで、三塁ベンチからも見えない状態だったという。「いつも薄暮は気を付けているんだが…」。昨季まで西武でプレーし、この球場には慣れているはずの和田が悔やんだ。

 5回無死二塁ではロッテ・西岡が右前打を放った。右翼の井上から二塁の荒木への連係ミスで、三塁で止まっていた二塁走者が生還した。

 交流戦で12球団最低の打率2割1分5厘。落合監督は「ある程度は覚悟している」と多少の守備のミスには目をつぶり、李炳圭を中堅、井上を右翼で起用する打撃優先のオーダーを組んだが裏目に出た。首位阪神とのゲーム差は今季最大の6に広がった。

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2008年6月4日のニュース