錦織 “鉄人”杉山流トレで体力強化

[ 2009年11月28日 06:00 ]

味の素ナショナルトレーニングセンターで公開練習する錦織圭

 8月に右ひじの手術を受け戦線離脱中の錦織圭(19=ソニー)が27日、都内で術後初めて練習を公開し、3月から欠場中の公式戦出場については来年1月か2月になるとの見通しを示した。

 今月初めから右手で打ち始めた錦織は右ひじの状態について「6、7割。ひじに負担のかかるサーブは打っていないが、痛みなくできている」と話した。12月中旬に練習拠点の米国に戻る予定。来年1月18日に開幕する全豪オープンは「5セットマッチで照準を合わせられるか分からない」と出場が微妙な状況だ。

 最近3カ月間は10月に引退した杉山愛さんと母親の芙沙子コーチに体力強化の練習を受けている。チューブを使って体幹を鍛え、腕だけでなく体全体で打つフォームに変更。4大大会62回連続出場を誇る杉山流トレーニングでケガをしない体をつくった。現在世界ランク423位だが、ケガをした選手の救済措置を受け、復帰後8大会は同106位を適用される。

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2009年11月28日のニュース