魔の50分…池田 待ち時間で流れ変わった

[ 2009年11月28日 06:00 ]

<男子ゴルフ カシオワールド OP2日目>池田勇太は10番ティーショットを放つ

 【カシオ・ワールドオープン】池田にとっては“魔の50分”となった。2番からいずれも1・5メートル以内につけて3連続バーディー。3つスコアを伸ばして前半を終えたが、50分もあったハーフターンの待ち時間でいい流れが途切れてしまった。

 10番パー5でこそバーディーを奪ったが、11、13番とボギー。「50分も待つと、流れがなくなるし、やる気も起きなくなるし、体も固まるし。(ショットを)打てるようになるまで5ホールぐらいかかった」。さえていたショットに悪影響を及ぼした。16番では1・5メートルのバーディーチャンスがカップに蹴られるなど運にも見放され、25位に順位を落とした。

 不安を抱える腰と右手の影響も隠し切れない。「(右手は)ずっとやっていると、どうしても日に日に痛くなってくる」という。逆転での賞金王に向けてこれ以上、上位から離されるわけにはいかない。「終わったことはしようがない。気持ちを切り替えて頑張ればいいんじゃない」と自分に言い聞かせていた。

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2009年11月28日のニュース