葛西ら5人が予選通過、岡部落選

[ 2009年11月28日 00:47 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは27日、フィンランドのクーサモで個人第1戦(HS142メートル、K点120メートル)の予選を行い、日本勢は葛西紀明(土屋ホーム)がトップ通過したほか、栃本翔平、伊東大貴(以上雪印)湯本史寿(東京美装)竹内択(北野建設)の計5人が28日の本戦出場を決めた。岡部孝信(雪印)は予選落ちした。

 昨季のW杯総合成績の上位10人が免除された予選で、葛西は134メートルを飛んだ。岡部は101・5メートルにとどまった。

 ≪失敗ジャンプで予選落ち≫岡部は日本勢でただ1人、本戦に進めなかった。踏み切りのタイミングが合わずに失敗ジャンプに終わった。まさかの予選落ちに「駄目だ」とだけ話した。
 渡欧してからの直前合宿では、高い気温と湿った雪に苦しみ「正直、調子は良くない」と話していた。ユリアンティラ・ヘッドコーチは「脚の力を使えてなかった。それで追い風を受けて落ちた」と説明した。(共同)

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2009年11月28日のニュース