薄ら笑い…完全にプッツンしてしまった朝青龍

[ 2009年11月28日 20:34 ]

 【大相撲九州場所】連勝中にはみなぎっていた覇気が今の朝青龍からは消えている。琴欧洲にもろ差しを許し、寄り切られて3連敗。連覇もなくなった。「バラバラになってきた。思い通り相撲が取れない」とつぶやいた。

 時間いっぱいになって、気合を入れるようにまわしを叩く動作も、この日は軽く叩いただけだった。敗れた後は花道で薄ら笑いさえ浮かべた。「後半にもうひと息が出なかったな」。12日目に連勝が止まり、集中の糸が完全に切れている様子だ。
 千秋楽は、12度目の優勝を果たした白鵬と、今年最後の一番。「気合を入れて頑張るだけだ」。最後は前向きな言葉で締めたが、それも強がりのように聞こえた。

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2009年11月28日のニュース