プレミアリーグ開幕!3連覇狙う東レは黒星スタート

[ 2009年11月28日 18:40 ]

 バレーボールのプレミアリーグは28日、神戸市の神戸総合運動公園体育館などで女子が開幕し、3連覇を狙う東レは韓国代表の金軟景を擁するJTにストレートで敗れて、黒星スタートとなった。

 久光製薬は岡山に3―0で快勝。パイオニアはNECを3―1で下した。デンソーはトヨタ車体にストレート勝ち。
 女子のレギュラーラウンドは8チームが4回戦総当たりで争い、上位4チームが決勝ラウンドに進む。
 3連覇を狙う東レはなすすべなくストレート負けを喫した。菅野監督は「流れの中で取っておきたい点数を、JTさんに取られてしまった」と悔しがった。
 腰の手術から復活した大山加は先発メンバーで出場したが、アタックの決定率は低かった。「決めなければいけないボールが何本もあったのに、決めきれなかった」と反省しきりだった。

 ≪中学3年生がデビュー≫岡山に所属する15歳の中学3年生、宮下(大阪・大阪国際大和田中)が途中出場でリーグ戦デビューを果たした。176センチの長身セッターは「入った時はすごく緊張した」と照れながらも、安定したトスワークを披露した。
 第2セットには味方と衝突して前歯を欠くアクシデント。「コートの中の選手を自分の歯で元気にできてよかった」と余裕も見せた。河本監督も「歯が欠けても動揺していなかった。そういうのが司令塔として大事」と及第点を与えた。

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2009年11月28日のニュース