さくら「我慢のゴルフ」でアンダーパー

[ 2009年11月28日 06:00 ]

<LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ・2日目>18番、上田と笑顔を見せる横峯(右)

 【リコーカップ】初日首位に立った横峯は5バーディーを奪ったものの、ボギーも4つと波に乗り切れなかった。

 前半は6番から、後半も15番から、バーディーを奪った直後に連続ボギーを叩いた。それでも最終18番では、1・5メートルの下りのバーディーパットをねじ込んでアンダーパーフィニッシュ。「本当に我慢のゴルフだった。ショットが悪くないだけにもう少し伸ばしたかったけど、4日間でどこかに必ず大変な日はあるので」と前を向いた。
 諸見里と再び同組になったが「人よりコースとの戦い。やりやすい、やりにくいと考えたことはないです」とライバルの追い上げにも関心のないそぶりだった。
 ≪桃子が単独首位 賞金女王争いの「邪魔したい」≫上田が70で回り単独首位に立った。前半は引っかけ気味だったパットを修正し後半は3バーディー。公式戦初タイトルに近づいた。賞金女王争いについては「(諸見里と横峯の)どっちが勝っても不思議でない」と言う。この日は横峯と同組で「前半さくらさんがバーディーをポンポン取ったときは凄い応援でアウェーかと思ったくらい」と圧倒されたが「私は取りあえず邪魔をしたいですね」といたずらっぽく笑った。

 ≪有村は8位に浮上≫賞金ランク3位の有村は4バーディー、2ボギーで8位に浮上した。初日はパットの距離感に苦しんだが、「昨日より、距離感はつかめてきました」。課題はショットの精度。「カップの上とか、順目の速いラインにつけるのが多くて…」。特にパー5で1つもバーディーが取れなかったのが痛かった。ショットをどう修正できるかが鍵となりそうだ。

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2009年11月28日のニュース