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【大妻女子大学】“ご当地カクテル”で福井県特産品「福井梅」PR

[ 2015年12月22日 05:30 ]

 大妻女子大学家政学部ライフデザイン学科・宮田安彦教授のゼミ生ら11人は12月5日、都内で行われた「『福井梅』植樹と『福井梅のカクテル』お披露目会」に参加。「Umany(ウメニー)」と「MIKATA 五湖」の2種類のカクテルを提供した。

 同ゼミでは「和の暮らし」推進プロジェクトをはじめとして、日本の食・生活文化を学びながら、これを継承・発展させるためのさまざまな取り組みを行っている。その一環として、若い女性への日本酒の普及を目的とする「日本酒文化発信プロジェクト」を推進しており、今年度は日本各地の地場産品を材料に使った“ご当地カクテル”を考案してきた。今回のイベントは、10月に秋葉原で開催された「地酒祭り秋の陣2015」で福井梅を使った日本酒カクテルを発表したことがきっかけで、福井県観光営業部からの依頼で実現したもの。

 カクテルを飲んだ銀座社交料飲協会や銀座料理飲食業組合連合会の関係者らは、「梅と合っていて、とても飲みやすい」「福井梅の感じがよく出ている」「日本酒の“おじさんイメージ”を払拭するのに、若い女性が取り組んでくれるのはありがたい」などと話し、新しい日本酒の楽しみ方や福井梅のおいしさを引き出す提案に高い評価が寄せられた。その一方で、「普及性を考えると、もう少し簡単なレシピの方がいい」などという意見もあり、学生らは改めて、地域振興を取り組むうえでの難しさを実感した。

 福井県では、特産品のPRや知名度アップのために白鶴酒造株式会社などと共働し、東京・銀座で「銀座プロジェクト」を展開している。今回のイベントはその一環として、「福井梅」のおいしさを広く知ってもらうため企画されたもの。

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