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【芝浦工業大学】GTIコンソーシアム&PIITs交流イベントを開催

[ 2017年7月20日 05:30 ]

芝浦工業大学で行われた「GTIコンソーシアム&PIITs 交流イベント」
Photo By スポニチ

 「GTIコンソーシアム&PIITs 交流イベント」が8日、東京都江東区の芝浦工大豊洲キャンパスで行われた。

 日本と東南アジアに軸足を置き、産学官の連携と人材育成の強化を行っている「GTIコンソーシアム」と、インド工科大(IIT)のインターンシップ紹介サービス「PIITs」がコラボしたイベントで、4時間を超える交流は実のあるものとなった。

 イベントには来日中のIIT生11人と、芝浦工大、津田塾大、神田外語大ら国内の大学生32人が参加した。芝浦工大の橘教授がファシリテーター(進行役)を務める中、学生らは日印混合で8チームを作り、「20年東京オリンピック」をテーマにディスカッション。3年後に迫った東京五輪・パラリンピックに向け、訪日外国人へのサービスや宿泊施設、交通案内から日本のマナーまで、英語、日本語を交え、幅広い内容が話し合われた。

 異なる背景の人と交流し、建設的な解決策を討論する試みは大成功。通訳ボランティアで参加した神田外語大の本郷素直さん(19)は「通訳だけでなく、グループワークに入ったことで他の大学生と交流ができ、さらにインド人と日本人の視点の違いもわかり楽しかった」と収穫を語った。

 審査の結果、言葉、食べ物、セキュリティーなど外国人に役立つ翻訳機能付きアプリの開発を提案したチームが最優秀賞に輝いた。受賞したIITのジャティンガルグさん(21)は「一緒にいる人と楽しいと感じることができれば、その人との文化の違いは関係ないと気付きました。イベントはとても楽しかったです。このような国際交流ができる場に参加できたことは、貴重な経験だと思いました」と話した。

 オンライン英会話「レアジョブ英会話」から副賞としてレッスン無料券が提供されると、学生たちは大喜び。議論を通じて互いを高めあった43人の誰もが笑みを浮かべていた。

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