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【近畿大学】「セミデマンド交通システム」の実証実験開始

[ 2017年6月29日 05:30 ]

 近畿大学経済学部(大阪府東大阪市)新井圭太准教授と大阪大学大学院情報科学研究科(同吹田市)山口弘純准教授は、兵庫県豊岡市および全但タクシー株式会社と産官学連携し、城崎右岸地域において専用端末を用いた簡易乗降車予約システムの導入に向けた実証実験を10月から1年間実施することになった。

 この実験のポイントは、(1)産官学連携により「セミデマンド交通システム」を活用した実証実験を実施、(2)高齢者等の外出機会を増やし、公共交通空白地域における交通手段を改善(3)この実証実験を通じて地域の活性化につなげる。

 概要についてセミデマンドとは、乗り合い率を増やして効率的に運行を管理できるシステム。今回、そのシステムを利用して連携し実証実験を行う。この実験は住民の方がより外出しやすい快適な生活環境の提供を目的としており、公共交通空白地域における交通手段の改善とともに、地域の活性化につなげたいと考えている。

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