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【帝京大学】五艘ゼミが栃木市「蔵の街 観光情報発信プロジェクト」始動

[ 2017年9月13日 05:30 ]

始動した栃木市「蔵の街 観光情報発信プロジェクト」
Photo By 提供写真

 帝京大学経済学部地域経済学科(栃木県宇都宮市)五艘みどり講師のゼミはこのたび「蔵の街 観光情報発信プロジェクト」を始動する。これは、栃木市産業振興部観光振興課と連携して行うプロジェクトで、“蔵の街”として風情ある施設等が残る栃木市のブランド力向上を目指して情報発信を行うもの。若者と高齢者をターゲットとし、それぞれに向けて異なるアプローチで情報を発信する。

 同プロジェクトでは、栃木市の観光ターゲットを若者と高齢者に明確化。その上でさまざまな観光資源調査を行い、多様なニーズに対応する周遊ルートを検討、情報発信を行う。

 高齢者向けには、趣向別・体力別に複数の観光MAPを作成。紙面でPRする。一方、若者に対しては、撮影した写真を継続的にインスタグラムに投稿。魅力的な観光地として情報発信を行っている。

 これまでに、複数回栃木市でフィールドワークを実施。蔵の街並みをはじめ、横山郷土館など歴史的建造物の視察、あじさい祭りやぶどう狩り、サマーフェスタなどを取材して撮影した写真をインスタグラムに投稿している。今月1日には、浴衣姿で番傘を差しながら街歩きの様子を撮影。16日には男子学生が滝行に参加し、撮影を行う予定になっている。

 今後は自転車で遠方まで出かけ、広域の観光資源を発掘していく予定。「岩下の新生姜ミュージアム」など、あまり知られていない資源について情報を発信していく。

 また、秋以降にはシニア向けルートの発掘を行う。シニアの体力や試行別にルートを設定し、手書き風パンフとしてまとめる予定。

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