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【多摩美術大学】玉川高島屋S・Cと「ART SIGNプロジェクト」

[ 2017年9月23日 05:30 ]

多摩美大と高島屋S・Cのコラボ看板
Photo By 提供写真

 多摩美術大学(東京都世田谷区/学長:建畠晢)の学生が、二子玉川にある玉川高島屋ショッピングセンター南館シースルーエレベーター(駅方面)の看板デザインを手がけ、9月13日から掲示が開始された。

 これは、同ショッピングセンターの呼びかけで始まったデザインコンペティション「多摩美術大学×玉川高島屋S・C ART SIGNプロジェクト」に基づくもので、7月から多摩美術大学の学部生・大学院生を対象に看板に採用するデザインを募集した。このたび受賞したデザインは、位下(いげ)そよかさん(美術学部生産デザイン学科テキスタイルデザン専攻4年)の作品「black pearl」で18年1月17日まで掲示される。この産学連携プロジェクトは、同大学が二子玉川に隣接する上野毛キャンパスを擁することから、“共に二子玉川の街を盛り上げよう”という趣旨のもと取り組まれた。

 位下さんは、受賞作品のコンセプトを「二子玉川で生活する美しく凛(りん)とした女性のイメージから、黒真珠をモチーフに華やかさと上品さを彷彿(ほうふつ)させるグラフィックを制作しました。外観のデザインに寄り添うように直線を用い、円の曲線を使用することで全体に柔らかさを出しました。落ち葉が降り注ぐ秋から、潤いを欲する冷たい季節である冬への、季節の移ろいを色彩とグラデーションで表現しました。ブラックを基調とし、ロゴの印象を強くしたいと思いました」と説明している。

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