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【文京学院大学】伊豆大島で「椿ランタンライトアッププロジェクト」

[ 2018年3月21日 05:30 ]

椿ランタンでライトアップされた椿花ガーデン内の様子
Photo By スポニチ

 文京学院大学(東京・文京区)経営学部2年の佐藤咲耶さんをはじめとするアニメジャパン2018学生実行委員会の「伊豆大島班」メンバー3人が2月26日に、東京・伊豆大島の椿花ガーデンで「椿ランタンライトアッププロジェクト」を行った。

 2013年10月に発生した台風26号の影響で記録的な大雨となり、土石流で甚大な被害を受けた同島。同大学の学生たちが関係者を通じて、復興支援・活性化などを目的に「椿ランタンライトアッププロジェクト」を昨年から企画、開催。今年度は佐藤さんらが新たにイベントをプロデュースした。

 昨年開催した効果もあり、イベントには国内外から250人を超す多くの来場者が参加し、英BBC放送のクルーも取材に来るなど、海外でもイベントの模様が紹介された。

 会場では、文京区を拠点に活動を行っている日本三太鼓の一つ、助六太鼓の協力で椿ランタンがライトアップされた会場での演奏で来場者はさらにヒートアップした。

 今回、イベントの告知を行うために、昨年11月に島内で“椿ランタン作成会”を結成。島内外の人たちが一緒に椿ランタンを作り、装飾する企画を新たに実施した。「自分が作った椿ランタンが並んでいて、とてもやりがいがあった」「椿ランタンを持って帰り、家でもこの光を楽しめるのはうれしい」といった声が数多く寄せられたと佐藤さんは話す。

 イベント会場となった椿花ガーデンの山下隆さんは「とても立派。昨年からさらに良いイベントになったと思います」と、学生たちの頑張った姿に満足げな笑みを浮かべた。

 イベント終了後、感想を聞いてみると「2年目ということで緊張感がありましたが、大島の方と椿ランタン作成会を結成し、たくさんの笑顔に接することができ、生涯忘れることのない思い出となりました。本当に優しく、人の温かさを感じるプロジェクトになりました」と笑顔の3人だった。

 なお「伊豆大島班」をはじめ、同学生実行委員会の活動内容は3月24、25日に東京ビッグサイトで行われる国内最大級のアニメの祭典「アニメジャパン2018」の同大学ブースで発表される。

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