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【千葉商科大学】朽木ゼミが地域紹介冊子「市川細見記」を刊行

[ 2015年10月13日 05:30 ]

 千葉商科大学(千葉県市川市/学長:島田晴雄)政策情報学部(学部長:原科幸彦)朽木量教授(専門:物質文化研究、文化人類学、民俗学、考古学)のゼミナールでは、市川市市川3、4丁目地域の歴史や文化の名所、文化資産を紹介するフリーペーパー「市川細見記」を刊行する。同ゼミは、同市中山地区にある中山法華経寺の参道商店街にスポットを当てた情報誌制作において、2015年に市川市より第8回市川市景観賞も受賞した功績もある。

 同大政策情報学部朽木ゼミナールが刊行した「市川細見記」は、同大近くの市川三丁目第一町会と連携し、地域の現地調査を経て、取材・記事執筆・編集・ページデザイン・装丁に至るまで、全て学生が自作した。

 国の登録有形文化財となる日本福音ルーテル市川教会をはじめ、春日神社の武内宿禰人形など隠れた文化資産にも焦点を当てながら、徹底したフィールドワークで学生視点の新たな魅力を探った。

 地域の隠れた魅力、見過ごしがちな穴場情報、地元の長老インタビューなど、持続的な地域活性化をめざして学生たちが地域文化を情報発信している。

 同学部は、「まちづくり×メディア」のコンセプトの下、学生たちがさまざまな地域関連事業と関わりながら実践的に学ぶ教育を進めている。朽木ゼミナールは、市川市の中山法華経寺の参道商店街にスポットを当てた情報誌「中山参道どっと混む」を2012年から年1回のペースでこれまでに全3回発行。中山地区を訪れる人たちに地域の魅力を伝え、また地元の魅力を再確認するツールとしても利用されている。

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