【東京学芸大学】足立区と連携、経済的に困難な児童・生徒を支援

協定書にサインを交わす近藤やよい足立区長(左)と東京学芸大出口利定学長
Photo By スポニチ

　足立区と東京学芸大学の連携協定に関わる締結式が７日、東京都小金井市の東京学芸大学第一会議室で行われた。

　この協定の目的は経済的に困難な家庭状況にある児童・生徒への学校を中心とした支援の在り方を探る試み。貧困の連鎖などの問題を抱える足立区と教育に力を入れる東京学芸大が手を組み「子供の貧困」問題に組織的に取り組む新たな試みとして注目される。近藤やよい足立区長（５６）は「学芸大の協力で教育の現場に入っていただき、子供にどういう対応が必要か検証していきたい」と課題克服に意欲を示した。

　＜問い合わせ＞東京学芸大　児童・生徒支援連携センター＝電話[phone]。