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【麗澤大学】学祖・廣池千九郎生誕150年を祝うプレ記念行事を開催

[ 2015年3月18日 05:30 ]

 麗澤大学(千葉県柏市)は2016年の学祖・廣池千九郎生誕150年を控え、プレ・イベントを多数予定している。「道徳と倫理に関する学習、教育、研究のグローバルな展開」をテーマに掲げ、国外の提携校とのシンポジウムや講演、共同研究などを行っていく。

 同大学は1935(昭和10)年、創立者の法学博士・廣池千九郎(1866~1938)が「道徳科学専攻塾」を現在のキャンパスに開塾したことから始まる。

 教育者、学者、そして救済活動家・社会啓蒙家として歩んできた廣池は、日本人のアイデンティティを求める過程で人間としてどう生きるべきか、社会はどうあるべきかといった本質的な問題を追求し始めた。それが、道徳科学(モラロジー)という学問を生み出した。

 優れた能力は高い道徳性に支えられて、はじめて本来の価値を発揮する。学祖が掲げた「知徳一体」とは、知識と道徳が一体となった状態を意味する。

 この、道徳科学に基づく教育は、今も脈々と受け継がれている。そこで2016年の学祖生誕150年を迎えるに当たり、道徳と倫理に関する学習、教育、研究のグローバルな展開を「記念年」のテーマに掲げ講演、シンポジウムなどさまざまなプレ・イベントを行っていく。

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