【関西外国語大学】16年着工めざし「御殿山キャンパス（仮称）」を新設

新キャンパスの完成模型。右側の建物が6階建ての国際交流セミナーハウス
Photo By 提供写真

　関西外国語大学（大阪府枚方市）がメーンキャンパス・中宮キャンパスに近い国有地を購入し、２０１６年春着工をめざしている。１５年１１月に創立７０周年を迎えることから、記念事業の一環として新キャンパス建設を決定。英語国際学部を移転し、留学生と日本人学生が共に暮らす大規模な国際交流セミナーハウスを建設する。中宮キャンパスとの一体的運用や、学生の通学などの利便性向上を考慮した。

　新キャンパスには、学研都市キャンパスの英語国際学部（定員３０００人）を移転させるほか、留学生と日本人学生が生活する異文化共生型の国際交流セミナーハウス（６階建て、約７００人入居可能）を設け、国際交流の拠点とする。新キャンパスに学・食・住が一体となった「グローバル・タウン」が誕生し、一大国際交流拠点としての充実・発展が期待される。

　計画によると、御殿山キャンパスの敷地面積は約５万７０００平方メートル。建物は延べ計約５万平方メートル。関西外大は現在、世界５１カ国・地域３７４大学と単位互換協定を締結。毎年約７００人の留学生を受け入れ。約２３００人の学生が海外留学している。