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劣勢耐えたウルグアイ 納得の勝ち点1

[ 2010年6月13日 06:00 ]

<ウルグアイ・フランス>引き分けの結果に、抱き合うウルグアイ代表選手

 【W杯1次リーグ ウルグアイ1―1フランス】ウルグアイは最後まで集中力を切らさず体を張った。ボール支配率では46%-54%と劣勢。18本のシュートを打たれたものの狙い通りの零封。タバレス監督は「06年(ドイツ大会)の準優勝国を相手に満足のいく結果。試合をコントロールしていたのはウチで、守備に全く問題はなかった」とうなずいた。

 「マエストロ(巨匠)」と呼ばれる63歳の指揮官が選択した布陣は3-5-2。守備時には5バック気味に引いてサイドのスペースを消す。前半7分の突破以外は相手エースMFリベリに決定的な仕事をさせなかった。途中出場した“ウルグアイのメッシ”MFロデイロが18分間で2度の警告を受けて退場し、残り9分で10人になっても破たんはなかった。
 速攻から相手ゴールを何度も脅かしたエースFWフォルランは「引き分けでも十分な内容」と勝ち点1に前向き。南米予選は5位。コスタリカとの大陸間プレーオフの末に本大会出場を決めた粘り強さで、20年ぶりの1次リーグ突破を目指す。

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2010年6月13日のニュース