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主将・エトオの“ニンジン”でチームにやる気!?

[ 2010年6月13日 06:00 ]

 【W杯南アフリカ大会・E組カメルーン】カメルーン代表主将のFWサムエル・エトオ(29=インテル・ミラノ)が14日のW杯1次リーグ初戦の日本戦を前に、チームメートに“ニンジン”をぶら下げたことが分かった。

 カメルーン関係者によると、エトオは1次リーグを突破した場合、全員に高価なプレゼントを贈ることを約束したという。
 エトオはW杯アフリカ予選最終節前にも、突破が決まればチームメートに1個3万3000ユーロ(約336万円)の高級時計をプレゼントすると公言。昨年3月に自身が立ち上げたブランド「エトオワールド」の時計を全員に贈った。W杯前最後の強化試合となった5日のセルビア戦前にも、W杯出場記念として1個3万5000ユーロ(約388万円)の高級時計を監督やスタッフを含め30人全員に贈ったという。
 選手はカメルーン政府からW杯出場ボーナスとして要求額を上回る4500万CFAフラン(約775万円)を約束されているほか、2000万CFAフラン(約345万円)の勝利給も支払われることになっており、エトオの贈り物が加われば、1次リーグ突破の報酬は相当なボリュームとなる。
 アルゼンチン代表FWメッシと並ぶ世界3位の年俸12億円を稼ぐエトオならではの大盤振る舞い。主将の豪華ニンジン作戦3連発は、初戦の日本戦を前に“不屈のライオン”のモチベーションをさらに高めることになりそうだ。

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2010年6月13日のニュース