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ギリシャ完敗 痛かった“守備の要”モラス離脱

[ 2010年6月13日 06:00 ]

 【W杯1次リーグB組 ギリシャ0―2韓国】04年欧州選手権王者のW杯初勝利は遠かった。FIFAランクでは格下の韓国に完敗。W杯史上最年長指揮官の71歳のレーハーゲル監督は「韓国にスピードがあり、俊敏なのは分かっていた。彼らはボールを奪おうと全力で走る。韓国は勝利に値した」と脱帽した。

 就任後9年で築き上げた堅守が崩壊。高さが武器になるはずのセットプレーで先制を許し、2点目はMF朴智星に中央を切り裂かれた。守備の要のDFモラスを股関節痛で欠いた影響は大きかった。

 ≪W杯歴代最年長監督誕生≫ギリシャのオットー・レーハーゲル監督は71歳306日で韓国戦を指揮。02年大会でイタリアのチェザーレ・マルディーニ監督が記録した70歳130日を抜くW杯歴代最年長監督となった。

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2010年6月13日のニュース