M-1 さや香、ヤーレンズ、令和ロマンが突破 賞金1000万円かけ最終決戦へ

[ 2023年12月24日 21:28 ]

「さや香」の新山(左)と石井
Photo By スポニチ

 漫才日本一を決める「M-1グランプリ2023」が24日、東京・六本木のテレビ朝日で決勝戦が行われ、ファーストラウンドからさや香、ヤーレンズ、令和ロマンが勝ち上がり、最終決戦へ駒を進めた。

 
 過去最多の8540組の頂点は、一体どのコンビか。トップバッターの令和ロマンが、得意の漫画あるあるで648点。いきなりの高得点で、ハイレベルの混戦になる様相を呈した。3番手のさや香は準々決勝、準決勝でも披露した、交換留学生を巡るネタで659点を獲得し、トップに立った。6番手のヤーレンズは、楢原真樹が演じる、大家のおばさんのウザすぎる行動の数々に、出井隼之介が右往左往したネタで656点とさや香に肉薄。この3組が優勝賞金1000万円をかけ、最終決戦に進出した。

 今年のM-1は8月から1回戦がスタート。3回戦でAマッソ、鬼越トマホーク、四千頭身、蛙亭など、テレビ出演も多い組が敗退。準々決勝でもEXIT、インディアンス、ミキ、東京ホテイソンらが姿を消すなど、厳しい戦いが繰り広げられた。なかやまきんに君、俳優ケイン・コスギのパーフェクトパワーズや、MBS福島暢啓アナウンサーと落語家・錦笑亭満堂のヤングタウンなど、異色ユニットも話題となった。

 決勝はモグライダー、真空ジェシカ、ヤーレンズ、マユリカ、さや香、令和ロマン、カベポスター、ダンビラムーチョ、くらげに、決勝前の敗者復活戦から勝ち上がったシシガシラが加わった計10組で争われた。司会は今田耕司と上戸彩、審査員は松本人志、中川礼二、塙宣之、富澤たけし、博多大吉、山田邦子、海原ともこが務めた。優勝賞金は1000万円。敗者復活戦は陣内智則と西野七瀬が司会、審査員を石田明、柴田英嗣、野田クリスタル、山内健司、渡辺隆が、それぞれ担当した。大会キャッチフレーズは「爆笑が、爆発する。」。

 ◇M-1グランプリ 2001年にスタートした、漫才日本一を決める賞レース。10年を最後にいったん休止され、15年に復活した。優勝賞金は1000万円で、そのほかにさまざまな副賞が用意される。出場資格は規定変更を経て、現在は「結成から15年以内」。

 【M―1グランプリ歴代優勝者】第1回(2001年)中川家/第2回(02年)ますだおかだ/第3回(03年)フットボールアワー/第4回(04年)アンタッチャブル/第5回(05年)ブラックマヨネーズ/第6回(06年)チュートリアル/第7回(07年)サンドウィッチマン/第8回(08年)NON STYLE/第9回(09年)パンクブーブー/第10回(10年)笑い飯/第11回(15年)トレンディエンジェル/第12回(16年)銀シャリ/第13回(17年)とろサーモン/第14回(18年)霜降り明星/第15回(19年)ミルクボーイ/第16回(20年)マヂカルラブリー/第17回(21年)錦鯉 /第18回(22年)ウエストランド

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年12月24日のニュース