マッチinマカオ 超ド派手12年ぶり海外ツアー「異次元、非日常」でファン魅了「めちゃめちゃハッピー」

[ 2023年12月24日 04:00 ]

初のマカオ公演で熱唱する近藤真彦
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 歌手の近藤真彦(59)が23日、初のマカオ公演「Matchy Get Macao」を統合型リゾート「MGMコタイ」のMGMシアターで開催した。

 近藤が日本人初のアーティストとなったMGMシアターには、香港・マカオからのファンを中心に約1000人が集まり満員となった。きらびやかなピンクの衣装をまとい登場し「Made in Japan」を披露。続いて中国語で「ただいま!」とあいさつ。ファンは立ち上がってペンライトを振った。ギタリスト野村義男(59)らの演奏で「夕焼けの歌」「夢絆(きずな)」「大将」と現地人気が高い曲など全25曲を歌い上げた。

 MCパートでは「マッチ!」と黄色い歓声の嵐。ジャケットの内側にプリントした直筆の「香港」の2文字を公開すると、会場はさらにヒートアップ。高さ10メートル超の巨大な4K・LEDウオールを駆使したギンギラギンにド派手な演出でもファンを魅了した。

 マカオ公演を決めた理由について近藤は、MGMシアターならではの演出が生み出す「異次元、非日常」と話した。ここで23年のコンサート納めをしたことに「夢のよう」と笑顔。11年の香港公演以来の海外公演に緊張感はあったが「香港のファンもしっかりと僕と一緒に年を取ってました。めちゃめちゃハッピー。来年また来ちゃおうかな」と語った。

 今年一年を「コンサート一色で忙しかったけど、レース業と2本柱で成功できた」と充実した表情で振り返った。還暦を迎える来年の誕生日7月19日には東京・日本武道館でコンサートを開催する。「引退はしないけど、いったん武道館を気持ちの上でゴールにしたい」と意欲。24年の目標を漢字一文字で「走」と決め、駆け抜けていくことを誓った。


 ≪香港歌手カバーで人気≫ 近藤は香港で根強い人気を誇っている。デビュー間もない頃、香港での音楽イベントに参加していた近藤の楽曲を現地の歌手がカバーして、知名度が広がっていった。84~86年には3年連続で公演。香港では「ゆっくり歌い上げる歌謡曲に近い曲が人気」だといい「夕焼けの歌」が一番人気と話した。かつて訪れたフランス・ルマンの中華料理店で、同曲の中国語版が流れていたことに驚いたエピソードも明かした。この日は「来来星屑港―ライライ・スターダスト・ベイ―」と現地を意識した曲も歌った。

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