国民民主・玉木代表 「トリガー条項」凍結解除を巡り公明党に「生活者のための政党というのであれば」

[ 2023年12月24日 09:33 ]

 国民民主党の玉木雄一郎代表が24日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。ガソリン税を一部軽減する「トリガー条項」の凍結解除について言及した。

 公明党の山口那津男代表は19日の記者会見で、「トリガー条項」の凍結解除を巡る自民、公明、国民民主の3党協議について消極姿勢を示した。国民が岸田内閣不信任決議案に賛成したことに触れ「真摯な取り組みの前提が崩れてしまった」と強調した。

 山口氏は同時に「かたくなに駄目だと言うつもりはないが、ぜひ協議すべきだという環境でもない」とも述べた。国民民主が不信任案に賛成したことを踏まえ、公明が主張し、2024年度与党税制改正大綱へのトリガー協議に関する記載を見送っていた。

 玉木氏は「残念ですね、山口代表がこういう発言をされるのは」と言い、「われわれは何でもかんでも内閣不信任案に賛成しているわけではありません。通常国会の末に出てきた内閣不信任には反対しています。ただ今回は、この政治とカネの問題は看過できないということで、われわれは内閣不信任に賛成しました。原因をつくったのは自民党であり、与党なんです」と指摘。「山口代表も“自民党と同じ穴のムジナとは見られたくない”とおっしゃってますが、それくらい大きな問題だとご自身も認識されているわけですからね。われわれ政策本位で真摯に与党とも協議していきますが、それは不正を容認することまで認める姿勢ではないんですよ。今回はきちんとこの政治とカネの問題をやって、そのうえで政策は政策で進めていく。国民の多くにもっとガソリンを安くしてくれという声があるのは事実。だから、生活者のための政党ということであれば、ぜひ協議には応じてもらいたいと思います」と述べた。

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