橋下徹氏　自民裏金事件に「政治家は税金も払わないお金を裏金。国民は年末調整、インボイスで膨大な事務」

橋下徹氏
Photo By スポニチ

　元大阪市長で弁護士の橋下徹氏（54）が24日、フジテレビ「日曜報道　THE　PRIME」（日曜前7・30）に出演。政治とカネについて言及した。

　番組では、冒頭に町中でインタビューした市民の「政治とカネ」についての声を放送。「裏金って何に使っているの？」「なんで国民がインボイスで、政治家は無税で裏金なの？」「私たちの働いたお金を納めさせて、政治家は裏で自分たちの懐に入れているなんて不公平。裁かれないといけないと思う」など、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る事件で、政治不信が高まっている現状を伝えた。

　これに橋下氏は「今、多くの会社員の皆さんは年末調整で自分がどれだけ税金を払っているのかっていうことがはっきり見えるわけですよね。今回、税金も払わないお金を政治家が裏金にして、それを自由に使っていた。それで国民に負担」と指摘。

　そのうえで「僕はインボイスは基本的には賛成なんですけども、この状況の中であの膨大な事務を国民に負担を負わせる。政治家たちは、こんな状況。これはねえ、本当に国民が大暴動を起こしてもおかしくないくらいの大問題だと思いますね」と話した。