堂本光一「みなさんに感謝」　「ナイツ・テイル」無事開演　井上芳雄のマイク故障のハプニングも拍手喝采

無事に初日の公演を終えて、観客の拍手に応える堂本光一（中央）らキャスト陣
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　「KinKi　Kids」の堂本光一（42）と俳優の井上芳雄（42）が3回目のタッグを組むミュージカル「ナイツ・テイル―騎士物語―」が13日に午後12時30分開演の部で無事に開幕した。

　「ナイツ・テイル」は舞台スタッフ3人が新型コロナウイルス陽性と確認されたため、7日の初日から12日までの大阪公演（梅田芸術劇場メインホール）8公演が中止となっていた。

　初日の公演ではフィナーレの歌の最中に井上のマイクが汗のため故障するハプニングがあったものの、地声を張り上げて乗り切った。訪れた観客からは拍手喝采だった。

　カーテンコールで堂本は「初日という日が今日ということになってしまいましたけど、こうして無事に幕を開けられたこと、みなさんに感謝したい。素晴らしいキャストと、このステージに立てることを心からうれしく思っています」とあいさつした。

　マイクが壊れてしまった井上は堂本のマイクを使うため、堂本の左後ろに密着するように立ち「ありがとうございました、みなさん。別にイチャイチャしたくてしてるわけではない」と観客を笑わせた。また「もうちょっとで初日が終わるという時にマイクがもたずにすいません」と謝罪の言葉も。汗による故障に「本番ってやっぱり汗すごいかくんだな」と実感し「とにかく、本番ってなんて楽しいんだろうと。たくさんの方に感謝します」と語った。

　また音月桂（41）は「みんなで大好きなカンパニーと一緒にこの瞬間を迎えられて、本当に幸せでした」と感謝。上白石萌音（23）は「今日、この場に立って初日を迎えられて拍手の音ってこんな幸せな音だったんだと凄く感じた。みんなで一回一回大切にお届けできるように頑張ります」と笑顔で語った。

　「ナイツ・テイル」は2018年の初演と、昨年のオーケストラ演奏により楽曲を披露した「シンフォニックコンサート」に続く上演。2人の騎士が同じ女性を好きになり、決闘を挑むミュージカル。大阪公演は9月30日まで。東京公演（帝国劇場）は10月6日～11月7日、初の福岡公演（博多座）は11月13～29日に上演を予定している。