ムロツヨシ 4歳の時に両親離婚 「親戚の家に育てられた」と言い続ける理由とは

[ 2021年9月13日 10:03 ]

ムロツヨシ
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 俳優のムロツヨシ(45)が12日放送のTBS「日曜日の初耳学」(日曜後10・00)に出演。幼少時に両親が離婚し、親戚の家に育てられたことを公にしている理由を明かした。

 4歳の時に両親が離婚し、「親父が親権をとったのに親戚の家に預けられた」というムロ。「父はしっかり女性がいたみたいで。でも、嫌いじゃないんです、親父のこと。好きなように生きて。大工をしていて、仕事ぶりがとてつもなくかっこいい」と語った。

 小3、4年になると開き直って「俺お母さんいないから」と自ら言っていたという。「かわいそうって思われるのが本当に嫌。親戚とかおばあちゃんがかわいそうな僕を育てるの、かわいそうでしょう。孤独にならないように、この人たちに嫌われないようにと必死でしたけどね、預けられてからは。でも本当に気にせず、実の子と一緒に育てていただいた。だからこそ親戚の家に育てられたと言ってきたところもある」と育ての親への感謝が込められていた。

 「両親がいないからっていうのを理由にして、性格がゆがんだってことは許されない」と述べ「大嫌いなんですよ、映画で殺人者とか変なことするやつの親が離婚して片親でとか。その設定でなんとかなる世の中が嫌いだから僕は言っていくんです。両親いませんけど、こんなに笑ってますよって言わないと。その例も作らないと。家庭的に少数派であっても楽しくできるはず。これからもアピールしていく」と使命感にも似た思いがあることを吐露した。

 かつてはマネージャーや所属事務所から親がいないことを言うのやめろと言われ、「不幸自慢かと悩んだけど、いや不幸じゃないと。離婚した両親を恨んでも仕方ない。こんな親じゃなければっていう時間ももったいない」と話した。

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2021年9月13日のニュース