山下晋司氏　紀子さまの文書回答に「いまだに納得しきれないところがおありになるのかなと」

東京・赤坂のTBS社屋
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　元宮内庁職員で皇室ジャーナリストの山下晋司氏が13日、TBS「ひるおび！」（月～金曜前10・25）に出演。秋篠宮妃紀子さまが11日に55歳の誕生日を迎えられ、宮内記者会の質問に文書で回答し、長女眞子さま（29）の結婚について「共感できることもあれば、意見が違うこともありますが、お互いに必要だと思うことを伝え合い、長女の気持ちをできるだけ尊重したい」とつづったことに言及した。

　眞子さまと小室圭さん（29）の結婚を巡っては、一般の結納や結婚式に当たる一切の皇室儀式をせずに、10月にも婚姻届を提出する方向とみられている。紀子さまは、昨年とほぼ同じ表現で、宮内庁関係者は「昨年とほぼ同じ言葉は、実質のゼロ回答。結婚について“話すことはしたくない”“喜んでいるわけではない”という気持ちがにじんでいる」と紀子さまの心情をおもんぱかった。紀子さまは「親として娘の思いや考えを受け止められるよう、対話を重ねております」としたが、小室さん側の金銭トラブル対応についての受け止めや、結婚の見通し、眞子さまと話し合ったことへの具体的な言及は避けた。

　山下氏は、昨年とほぼ同じ表現だったことに「昨年の文書のご回答から、今回のご回答まで1年あるわけですけど、その間に秋篠宮殿下が記者会見で結婚を認めるとか、親としてはそれを尊重するべきとおっしゃっているんですね。ですからそれを受けても今回の文書回答、昨年の文書回答と同じっていうのは私はやっぱり妃殿下として非常に苦しいというか、いまだに納得しきれないところがおありになるのかなと思いました」と自身の受け止めを述べた。