元が~まるちょばのケッチ、ソロ舞台に意欲 「良かった」元相方の五輪開会式活躍刺激に

[ 2021年9月6日 16:33 ]

フィジカルコメディ舞台「ケッチスケッチ」の発表会見でPRしたケッチ
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 元が~まるちょばのケッチが6日、大阪市内で開かれたフィジカルコメディ舞台「ケッチスケッチ」(11月27日、兵庫県立文化芸術センター)のPR会見に登場。約25分間のパントマイム、クラウニングを披露した後、会見に臨み、東京五輪開会式(7月23日)で50競技のピクトグラムを担当した元相方のHIRO―PONについて「評判良かった。Twitterでも世界中で言われてて良かった」と喜んだ。

 12年のロンドン五輪開会式で、イギリスの俳優ローワン・ワトキンスがコメディ「ミスター・ビーン」を演じた。その際、多くの知人から「東京五輪の開会式では、が~まるがやればいい」と言われていたそうだ。「世界中で知られてないから、コメディを日本のオープニングセレモニーで入れるのは無理だと思った」とケッチ。だが、予想外にも、元相方が大役を務め、話題となった。

 「あの会場で、あのライブ。着慣れない服を着て、与えられた道具で、決められた時間軸でやるのは、同業者として相当大変だったと思う」と敬意を評した。

 「が~まるちょば」は無言のパントマイムパフォーマンス「サイレントコメディ」で人気を得た。だが、ケッチは20年間苦楽を共にしたコンビを19年に脱退。欧州に渡り、1年間、イギリスで即興コメディ、フランスでクラウニング(道化師芸)を学んだ。20年3月からオーストラリアへ移り働き始めたが、新型コロナ禍で3月末には帰国をよぎなくされた。帰国後は、夫人の故郷である長崎・雲仙で農業を手伝い、今は福岡市内在住だ。

 今回が初めてのソロ舞台となる。コンビ結成前に初めてソロ活動した際の舞台となったのが神戸・新開地だった。「関西は相性がいい。1人になっても楽しんでもらえると思います」。元相方に負けないパフォーマンスを約束した。

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2021年9月6日のニュース