パラ開会式でド派手パフォの布袋寅泰 改めて大会への感動と感謝つづる「大切な学びをありがとう!」

[ 2021年9月6日 11:16 ]

ロックミュージシャンの布袋寅泰
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 ギタリストの布袋寅泰(59)が6日までに、自身のインスタグラムを更新。5日に終了した東京パラリンピックの開会式で使用したギターの写真とともに、大会への感動と感謝の思いをつづった。

 布袋は開会式で、17歳のベーシスト・アヤコノさん、全盲ギタリストの田川ヒロアキ(50)、車いすギタリストの川崎昭仁(53)とともにパフォーマンスを披露した。江戸時代の絵師、伊藤若冲の日本画で装飾した光るデコレーショントラックの荷台に乗って登場。白黒の幾何学模様の愛用ギターを手に、米映画「キル・ビル」のテーマソングに起用された世界的に有名な自作曲「BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY」、開会式のために書き下ろした「TSUBASA」と「HIKARI」の2曲を演奏し、話題をさらった。

 布袋は「日頃、泣き言や不平不満ばかりこぼしてしまう我々に、パラリンピックはスポーツマンシップという言葉を超え、ヒューマンシップとも呼ぶべき力で、私たちの生きる姿勢を正してくれました」と書き出すと、開会式で使用したギターとパスの写真をアップ。「今回、東京パラリンピック開会式にギタリストとして参加させていただけたのは一生の宝物です。あの夜、あの場所にいた全ての人の気持ちが一つになってることを、キャスト、スタッフ全員が感じていました」と振り返った。

 「そして、全ての競技に参加した選手と彼らを支えたチームは、想像を超えた感動と共に、我々の心を晴らせてくれました」とし、「世界の人々の心の壁を取り払い、それぞれの存在を認め讃えあう姿を見て、僕はこの13日間で、今までの人生で貯め堪えていた涙を全て流したような気がします。そして生まれ変わったような気分です」と競技への感激を記した。最後は「誰かを応援する気持ちに理由などいらない。大切な学びをありがとう!そして明日からまた、頑張ろう!」と締めくくった。

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