駒大逆転V「箱根駅伝」歴代最高!往復平均32・3% 往路31・0% 復路33・7% 巣ごもりも影響

[ 2021年1月4日 09:00 ]

<第97回箱根駅伝・復路>優勝のゴールテープを切る駒大・石川(撮影・尾崎 有希)
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 年始恒例の日本テレビ「第97回箱根駅伝」の平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は2日の往路(前7・50~後2・05)が31・0%、3日の復路(前7・50~後2・18)が33・7%、往復の平均が32・3%だったことが4日、分かった。往路、復路、往復平均とも、いずれも歴代最高を更新。コロナ禍による外出自粛“巣ごもり”や駒大の逆転Vの展開が数字を押し上げたとみられる。

 世帯視聴率は1987年第63回以降のデータ。従来の最高は2019年第95回(東海大が初優勝)の往路30・7%、復路32・1%、往復31・4%。

 個人視聴率(1997年第73回以降のデータ)も往路18・4%、復路19・8%、往復19・1%と、いずれも歴代最高をマークした。

 レースは駒大が最終10区で創価大を逆転し、13年ぶり7度目の総合優勝を果たした。10区スタート時点で首位の創価大とは3分19秒差だったが、駒大の石川拓慎(3年)はあきらめることなく前を追い、20・88キロで逆転。一気に突き放すと、歓喜のゴールへ。10区の逆転劇は1997年に順大が駒大を逆転して以来、20年ぶり9度目となった。

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