渡辺明王将が王将戦へ意気込み 藤井聡太2冠は「今まで以上に試行錯誤」

[ 2021年1月4日 18:14 ]

2021年初仕事を終えて笑顔の藤井聡太2冠
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 将棋の渡辺明王将(36)=名人、棋王との3冠=、豊島将之竜王(30)=叡王との2冠=、藤井聡太2冠(18)=王位、棋聖=、永瀬拓矢王座(28)らトップ棋士14人が4日、都内のスタジオで行われたAbemaTV番組の収録で21年「仕事始め」をこなし、新年の抱負を語った。

 10日開幕予定の第70期王将戦で7番勝負を戦う渡辺は「(コロナ禍で)先が見えない状態なので、目の前のことをやるしかない」、永瀬は「まずはタイトル戦で結果を残したい」とそれぞれコメント。

 昨年無冠から2冠へと快進撃の藤井は「お正月はなにもしなかったです」と苦笑いしながら「今年は自分の実力を高め、(棋聖、棋王の)防衛戦をいい状態で迎えたい」と話し、高校卒業後、棋士専念となる4月以降の過ごし方については「今まで以上に試行錯誤してやっていきたい」と明かした。

 タイトル獲得通算100期に王手をかけている羽生善治九段(50)は「年も変わり、新たな気持ちでこの1年を過ごしたい。今年は全体的に内容の伴う将棋を指したい」と静かに決意を示した。

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2021年1月4日のニュース