吉村知事 「大阪コロナ重症センター」に府外から来た看護師に“賞”授与の考えを示唆

[ 2020年12月9日 16:24 ]

 大阪府の吉村洋文知事は8日、読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」(月―金後1・55)に生出演。15日からの運用開始を目指す新型コロナウイルスの重症患者用プレハブ臨時施設「大阪コロナ重症センター」(大阪市住之江区)に府外から働きにきてくれる看護師に対し、将来的な特典のある“賞”を授与する考えを示唆した。

 同施設に関しては全国知事会が7日に13府県から看護師計26人を順次派遣すると発表。16日以降に看護業務に当たるが、全30床稼働に必要な約130人の確保が間に合っていない状況となっている。

 番組では医療関係の識者から、大阪に行くことを決めた人に今後のキャリアアップに繋がるような“賞”を授与する考えは?と問われ、「貴重なご意見。実現させていきたい」と回答。ただ、「僕の名前が付くとイヤな方もおられるでしょうから、そこは置いといて」と“吉村賞”の体は取らないと断った上で今後、関係者らと検討することを約束した。

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2020年12月9日のニュース