NHK紅白CP サプライズにも含み「31日まで何が起こるかわからない 可能性を探っていきたい」

[ 2020年12月9日 15:42 ]

東京・渋谷のNHK社屋
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 大みそかの「第71回NHK紅白歌合戦」(後7・30~同11・45)の取材会が9日、同局で行われ、番組の制作統括・加藤英明チーフプロデューサー(CP)が報道陣の取材に応じた。

 先月16日に行われた会見で発表された出場歌手は42組で、紅組20組、白組21組、企画枠となっている。

 紅白の組数の違いについて、加藤CPは「最終的にはきちっと対戦が辻褄が合うように、構成上、納得いただけるようにしたい。その辺についても鋭意検討している最終的には、対戦として紅白歌合戦とお届けしつつ、この組数で現時点では発表させていただいている」と回答。現時点では先月16日に発表したことがすべてとしているものの、「12月31日まで何が起こるかわからない」としたうえで「視聴者の皆さんの期待が高いアーティストは今後も可能性を探っていきたい」と今後のサプライズにも含みを持たせた。

 71回目となる今年の紅白のテーマは「今こそ、歌おう みんなでエール」。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、今こそアーティストたちの思いのこもった歌でみんなにエールを送りたいと、テーマに掲げた。史上初の無観客での開催で、放送時間も15分短縮するなど、コロナ禍での開催方法を模索した。

 総合司会を「ウッチャンナンチャン」の内村光良(55)と同局の桑子真帆アナウンサー(33)、白組司会は俳優の大泉洋(47)、紅組司会を女優の二階堂ふみ(26)が務める。内村は4年連続で、大泉と二階堂は初の大役となる。

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