柔道五輪73キロ級代表・大野将平 目指すは“歴史上最強”「無差別級で…漫画のように強くなりたい」

[ 2020年12月9日 13:18 ]

柔道男子73kg級の大野将平
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 柔道の東京五輪男子73キロ級代表の大野将平(28=旭化成)が8日深夜放送のフジテレビ「石橋、薪を焚べる」(火曜深夜0・40)に出演し、今後に目指すものについて語った。

 大野は「今、目指しているのは“歴史上、最強”」と言い、「自分の階級で過去を振り返ると、古賀稔彦さんとか、昔をたどれば岡野功さんという伝説の柔道家が同じ階級に当たるんですけど、その方たちと直接、戦うことはできませんけど、見比べても“今の大野の方が強い”というふうに言わせたい」ときっぱり。

 そして「もっと言えば、よく挑戦していますけど、無差別でももう1回戦ってみたいですね」と全日本選手権出場に言及し、「古賀先輩も吉田(秀彦)先輩も軽い時に決勝まで行って2人とも2位で。今年もチャンスあったんですけど、ケガのこととかを考えて出場は断念したんですけど、東京五輪さえ終わればもう1回必ず挑戦したい大会です」と話した。

 さらに「最強になりたいんですよね、本当に。漫画のように強くなりたい」とし「今、本当に勝つか負けるかではなくて、大野はどうやって勝つかっていうところまで言ってくださるので、他競技で言えばボクシングの井上(尚弥)選手だとか、そういった安心感があると思う。そういう期待値を持った選手でありたいですし、その期待を超えてくるものを表現したいというのが目標ですね」と語った。

 これにMCの石橋貴明(59)「すごいね。もう境地が1個も2個も上に行って五輪のメダルですら最強への通過点でしかない」と驚いていた。

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2020年12月9日のニュース