平尾昌晃さん告別式 100人が別れ、出棺時に「瀬戸の花嫁」

[ 2017年7月31日 05:30 ]

平尾昌晃さんの葬儀・告別式で遺族を代表して取材に応じた次男の勇気はこらえきれず涙
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 21日に肺炎のため79歳で亡くなった作曲家の平尾昌晃さんの葬儀・告別式が30日、都内でしめやかに営まれた。親族やスタッフ約100人が見守る中、遺体は荼毘(だび)に付された。関係者によると、13年に再婚した元チーフマネジャーが泣き崩れ、動けなくなったところを息子たちが励まし、抱え起こす場面があった。出棺時には、平尾さんが歌う「瀬戸の花嫁」が流れた。

 遺産をめぐって不協和音がある中、参列者は「改めて家族一体となり、平尾さんの功績を歌い継ぐ決意を新たにしたようだ」と話した。喪主を務めた長男の亜希矢さん(38)はあいさつで、元マネジャーを「母」と呼んだ。遺族を代表し取材に応じた、次男で歌手の平尾勇気(36)は、遺産争いについて「全くない」と打ち消し「平尾昌晃の名を絶対汚さないよう、家族で父の魂を受け継ぐ」と語った。

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2017年7月31日のニュース